GAYA | Blog

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市原さん


今日は、GAYAがお世話になった方の告別式に行ってきました。

それは、女優の市原悦子さんです。

今の店舗に引っ越してすぐ、市原さんのお気に入りの店として、テレビ番組で紹介下さり、今でもその時の放送をきっかけにGAYAの事を知り、通ってくださるお客様がたくさんいらっしゃるほど、反響をいただきました。

新宿伊勢丹での初めてのイベントの際には、初日の朝一番に駆けつけてくださったり、雑誌の取材の時や、舞台や映画、ドラマの衣装でも、いつもGAYAの服を着て下さいました。

旦那さまと仲良くご来店になったり、時にはおひとりずついらっしゃったり、「あのお店はちょっと変わってる」と、お引き立てくださった市原さんご夫婦。

舞台の話、演劇の話を語ってくださり、人生についても色々なアドバイスをいただきました。

ご自身の主演された映画「わらびのこう」を失礼ながら見ていないと言うと、ぜひ見て、とDVDを貸して下さったり、舞台にも招待して下さいました。
そして、私たちのインドの話も、いつも興味深そうに耳を傾けて下さいました。
いつもお綺麗で、絶対に妥協しない姿勢は凛として、かっこいい方でした。

いつもは縁のない世界を市原さんのおかげで、垣間見る事ができ刺激を受け、たくさんの出会いをいただきました。

本当にありがとうございました。

どうぞ安らかにお眠り下さい。
蓮のもよう

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インドの更紗や絣織り、手刺繍などの手工芸品に用いられるモチーフに、蓮の花は必ずと言っていいほど登場します。

日本人にも馴染み深い蓮ですが、インドの人の蓮に対する思い入れもまた格別です。

 

上の写真は、ベンガルに伝わるカンタ刺繍の刺子布です。

この布は、着古した白いサリーやドーティ(男性の腰巻き布)を何枚にも重ね、刺繍します。

 

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最近は「カンタ」という言葉だけが一人歩きをして、カンタではない刺繍布までもがカンタと呼ばれて日本で売られているのを見かけますが、本当のカンタは、このベンガル地方に伝わる家族の愛情のこもった手刺繍布をことを呼びます。

 

写真のカンタは中央に大きな蓮の模様や、生命の木、傘、菩提樹の葉などの吉祥紋があしらわれています。


 

上の写真は、アジュラック染に見られる蓮唐草の模様です。

アジュラック染めが作られているグジャラート州のカッチ地方は砂漠地帯なので、蓮は咲かない場所ですが、この模様はずっとこの地方に伝わっています。


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こちらは、同じく砂漠地方のラバリ族が用いたダウリーバッグ(持参金袋)です。

オウムの刺繍を挟むようにして花の刺繍がありますが、こちらも蓮の表現にとてもよく似ています。

 

蓮がインドの人にとって神聖化されている理由として、

「蓮は水中で芽を出し、美しい花となって開くため、太陽から現れ出た宇宙の象徴と受け取られている」

のだそうです。

 

宇宙と地球を結ぶ花。

確かにあの特異で美しい姿に、人々がそう思うのも頷けます。

 

8枚の花びらは、「earth(地球)」「fire(火)」「air(大気)」「ether(霊気)」「mind(精神)」「intellect (知性)」「ego(自我)」だそうです。

 

あれ?7枚しかないですね。

あと1枚がよく分かりません。

 

今度インドに行った時に誰かに聞いてみたいと思います。

 

aki

 

 

あけましておめでとうございます

 

新年明けましておめでとうございます。

 

昨年も大変お世話になりました。

 

昨年は、初めて日本橋三越で催事をさせて頂いたり、初めて「絣と藍展」を開催したりと、色々と新しい事に挑戦した一年となりました。

 

GAYAは今年で33年目。

今の九段4丁目に引っ越して10年目となります。

 

皆さまに支えられてここまでやって来られました事を改めて感謝いたします。

本当にありがとうございます。

 

今年も、また色々な事に挑戦していきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

aki

 

年末年始の営業日

 

冬の展示会も終わり、GAYAには少し穏やかな時間が流れています。

 

催事中は、たくさんの方においでいただきまして、誠にありがとうございました。

会期中に何度もお顔を見せてくれたり、ご家族でいらして下さったり、

いつもお客様から元気をいただくGAYAです。

 

本当にありがとうございました。

 

来年も2月6日から19日まで日本橋三越での催事が予定されております。

2度目の日本橋三越です。

どんなイベントになるか今から楽しみです。

 

年末年始の営業日は下記のようになります。

 

【2018年】
2018年12月26日(水)まで通常営業

【2019年】
2019年1月7日(月)より通常営業

 

今年も大変お世話になりました。

皆さまに支えられ続けるGAYAです。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

aki

インダス文明とアジュラック染

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インド更紗の産地は段々と近年減ってきていますが、それでもインド各地で今も大事に伝統を守り、その技術は現代に受け継がれています。

 

それぞれ模様に特徴があり、中でもアジュラック染めは美しい幾何学模様と左右対象の図柄が特徴の、インド更紗の中でもとりわけ歴史が古い布です。

 

どのくらい古いかというと、4500年前のインダス文明の頃から今もなお当時とほぼ同じ製法で染められているのです。

インダス文明は古代文明の中でも謎の多い文明だそうです。

というのは、まだインダス文字がはっきりと解読されていないからです。

 

下水設備や公衆浴場が整備され、高度な染織技術が生まれました。

 

アジュラック染めの中でも、「トゥルー・アジュラック(本物のアジュラック)」と呼ばれる更紗は、今ではシンド地方(インド・パキスタン国境一帯)のムスリム男性の正装として広く着用されていますが、イスラム教が生まれたのは、更紗が生まれるずっと後のことになります。


では、一体どんな人たちが今で言うアジュラック染めに近い更紗を身につけていたのでしょう。

 

モヘンジョ・ダロの遺跡から発掘された神官王の像に掘られた模様は、今もアジュラック染めに伝わる「カカール(雲)」模様です。

 

※写真上:カカール模様(雲)

 

なぜ雲なのでしょうか。なぜ太陽や雨ではないのでしょうか。

 

色々な謎が深まります。

いつかインダス文字がもっと解読されれば、そんなインド更紗の起源がもう少し解明されることでしょう。

 

今回の展示会では、このカカール模様のトゥルー・アジュラックも展示致します。

トゥルー・アジュラックの特徴は、深い藍、赤、白、黒の4色で染められており、着用する年齢で大きさも決まっています。

 

この機会にぜひ、本物のアジュラック染めをご覧頂ければと思います。

 

aki

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