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岩立フォークテキスタイルミュージアムの『インド 砂漠の美と民』展へ行ってきました

 

自由ヶ丘にある岩立フォークテキスタイルミュージアムで、開館10周年の特別展『インド 砂漠の民と美』展が開催されているので、行ってきました。

 

岩立さんが最初に上梓されたご本に載っている貴重な布の数々を今回特別に公開し、インド にももうあまり残っていない手仕事の数々が展示されています。



 

これは「マーターニーパチェーディ」と呼ばれる女神儀礼布で、寺院に入る事も許されていない階層の人々、不可触民「アウトカースト」の人たちが、寺院に行く代わりとして祭りや儀式の際に飾った布だそうです。

 

更紗のアウトラインは木版で捺染し、赤く染められた背景は手で彩色し明礬で媒染しています。

 

必要最低限の色や手法を用い、質素ながらも神様を思う静かな信仰心が伝わってくるようです。

 


 

カッチ地方ならではの少数部族のミラーワークや手刺繍を施した衣装には、子供を思う愛情が詰まっているようです。




中央はGAYAでも扱うアジュラック染めの「カカール模様」。

これは雲を表しインダス文明の頃から今もなお伝わる模様です。

この催事のパンフレットに書かれた岩立さんの言葉がとても素晴らしかったので引用します。

 

 

「砂漠の美と民」とは、単にエキゾチックで珍しい物ではなく、言うなれば美の原点。身の回りの限られた資源のなかで、長く使えて、飽きがこない。現代ではとてつもなく難しいことが、彼らの当たり前の世界だった。私の半生を魅了したインドの手仕事が新たなルーツとなってあちこちに根付き、将来の世界の手仕事を牽引する力となってほしい。

 

 

今では世界中から岩立さんのコレクションを見にくる人がおり、世界中探してもこんな美術館はないのではと思います。

 

いつも行くたびに、美味しい紅茶と共に岩立さんの旅のお話を聞かせていただき、かけがえのない時間を過ごさせていただきます。


後半のラジャスタンの木版更紗と絞りも今から楽しみです。

 

新型コロナの影響により、現在予約優先で、検温やくつ下の持参など制限がありますが、この機会にぜひ、岩立さんの素晴らしいコレクションを見てみて下さい。

 

 

『インド  砂漠の美と民』展

 

(前半)グジャラート州 大地の針仕事

(後半)ラジャスタン州 伝統の木版更紗と絞り

 

 7月16日-11月7日

 

※開館は木・金・土・日のみ 

 

場所:岩立フォークテキスタイルミュージアム

 

 

 

 

aki

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