GAYA | Blog

4-1-8 Koiso bldg 1F Kudan-minami Chiyoda Tokyo
インドの海岸から伝わった縞模様


いよいよ今日から始まる「白としましま展」。

そもそも「縞」とは、インドや東南アジアの島々から輸入された織物を「島渡り」と呼んだことに由来するとされます。
それ以前に日本には「縞」の概念が存在しなかったといい、今で言う「縞」は、「節」や「段」と呼ばれていました。

室町時代末期から、ポルトガルやオランダの貿易船によって、少しずつ縞模様がもたらされ、茶人の間では「間道(かんとう)」と呼ばれる縞模様の織物が珍重されました。

そして江戸中期になると、縞模様の人気は頂点に達しました。

永遠に動き、交差しない平行線。

そこに「意気地」と「諦め」という江戸の精神性が託され、「いき」を表す模様として愛されたのです。
※『ミステリアスストライプ 縞の由来』(INAX出版刊)より参照

歌舞伎役者をはじめ、江戸っ子たちの間で大流行した「唐桟(とうざん)」と略される、「桟留(さんとめ)縞」はインドの南東部コロマンデル海岸地方のサントメ産、「弁柄(べんがら)縞」はインドの北東部ベンガル地方産、「茶宇(ちゃう)縞」はインド西海岸チャウル地方産、「セーラス縞」はインド洋に浮かぶセイロン島(現在のスリランカ)から、渡来しました。

日本に今も伝わる縞模様のそのほとんどが、インドの港や地名から来ているのです。
日本人の愛してやまない縞模様のルーツのひとつは間違いなくインドにあるようです。

現在も、インド各地で織られ染められている縞模様。
インドに無限かのように存在する縞模様のうち、ほんの僅かしかご紹介できませんが、いにしえから現代まで伝え続けられているインドの縞の魅力を、少しでもご紹介できたらと思います。
ぜひご来店下さい。


白としましま展

日時:
2019年5月17日(金)〜26日(日)
10:30〜19:00
(※25日と最終日26日は16時まで)

会場:
GAYA 
東京都千代田区九段南4−1−8 第一小磯ビル1F
tel:03-3261-7735

※場所は一口坂ギャラリーのすぐ側、麹町郵便局の2本裏です。


Aki
<< GW中営業時間のお知らせ | main | 『白としましま展』が始まりました >>
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE