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蓮のもよう

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インドの更紗や絣織り、手刺繍などの手工芸品に用いられるモチーフに、蓮の花は必ずと言っていいほど登場します。

日本人にも馴染み深い蓮ですが、インドの人の蓮に対する思い入れもまた格別です。

 

上の写真は、ベンガルに伝わるカンタ刺繍の刺子布です。

この布は、着古した白いサリーやドーティ(男性の腰巻き布)を何枚にも重ね、刺繍します。

 

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最近は「カンタ」という言葉だけが一人歩きをして、カンタではない刺繍布までもがカンタと呼ばれて日本で売られているのを見かけますが、本当のカンタは、このベンガル地方に伝わる家族の愛情のこもった手刺繍布をことを呼びます。

 

写真のカンタは中央に大きな蓮の模様や、生命の木、傘、菩提樹の葉などの吉祥紋があしらわれています。


 

上の写真は、アジュラック染に見られる蓮唐草の模様です。

アジュラック染めが作られているグジャラート州のカッチ地方は砂漠地帯なので、蓮は咲かない場所ですが、この模様はずっとこの地方に伝わっています。


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こちらは、同じく砂漠地方のラバリ族が用いたダウリーバッグ(持参金袋)です。

オウムの刺繍を挟むようにして花の刺繍がありますが、こちらも蓮の表現にとてもよく似ています。

 

蓮がインドの人にとって神聖化されている理由として、

「蓮は水中で芽を出し、美しい花となって開くため、太陽から現れ出た宇宙の象徴と受け取られている」

のだそうです。

 

宇宙と地球を結ぶ花。

確かにあの特異で美しい姿に、人々がそう思うのも頷けます。

 

8枚の花びらは、「earth(地球)」「fire(火)」「air(大気)」「ether(霊気)」「mind(精神)」「intellect (知性)」「ego(自我)」だそうです。

 

あれ?7枚しかないですね。

あと1枚がよく分かりません。

 

今度インドに行った時に誰かに聞いてみたいと思います。

 

aki

 

 

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