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テリア・ルマル


 

今回の絣展で展示する布の中に「テリア・ルマル」と呼ばれるアンドラプラデーシュ州の伝統的な経緯絣があります。

 

テリア・ルマルは、アンドラプラデーシュ州のチララで長年織られ続けている絣で、その特徴は正方形ないし長方形の(正式には55センチ×70センチ)大判のスカーフで、基本的には赤、白、黒だけで構成されていることです。

ピンク色で染められたテリア・ルマルもよく見ますが、ピンク色は近年になってから染められるようになったそうです。

 

格子状に分けられたハウズと呼ばれる四角の中に、幾何学的で美しい模様が並びます。

 

古いテリア・ルマルになると、油に浸されたしっとりとしたものもあります。

それは、完成した布をひまし油に浸すことによって、頭に巻いた時に頭の熱を下げる働きがあり、当時輸出していたアフリカや、アラブ諸国に珍重されたそうです。

また、赤に染める際にひまし油に浸すことで色を定着させたという説もあります。

 

いずれにせよ、この油の匂いが、本場インドで織られたテリア・ルマルの証となったそうです。

「テリア」は油っぽい、「ルマル」は頭布という意味のヒンドゥー語です。

 

需要の低下によってインドでも今では織られることの少なくなったこのテリア・ルマルを

この機会にぜひご覧になってください。

 

aki

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