GAYA | Blog

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アズラック染めと檀
 

冬の展示会が始まりました。

今回も、毎回展示会の度にすてきなお花を届けて下さる、千葉の外房に住むお客様から、庭のお花がどっさりと前日に届きました。
もうすっかりGAYAの生け花担当です!

今回は檀(まゆみ)の花と南天の枝で、アズラック染めの前で静かに咲いています。

今回の冬の展示会でメインを飾るのは「アズラック染め」です。

その起源は紀元前3000年頃にあるとされ、偶像崇拝を禁ずるイスラムの教え通り、人や動物を描くことはなく、幾何学模様が放射状に広がり、その不思議な模様の連なりは複雑で、一見分かりづらく、取っつきにくいです。
いわゆる、可憐な草葉や花を描いた、日本人が思い描く「インド更紗」とはかけ離れた物だからです。

かく言う私も、最初はアズラック染めの良さにあまり気づきませんでした。

でもお店で毎日のように見るようになると、次第にその模様の奥深さ、数学的な規則正しさで表現された美しいパターン模様に、心が奪われていきました。
特にこのアズラック染めは、もともと男性用の多目的布なので、どこか男性的な潔ささえ感じます。

模様だけではありません。「アズラック」の語源とされるアラビア語「アズール(青)」が表すように、インディゴ色の美しさ、そしてその上に重なる赤の深い色もまた、21もの並大抵ではない行程を経て染める職人の手間と姿勢を以てして表しうると思わせます。

今回は、そんなアズラック染め職人で、卓越した技術を持つイスマイル氏のマスターピースの一枚を飾っています。しかも両面染めです。


ぜひ実物を見に、展示会へおいで下さい。
又、アズラック染めで作った新作の服も多数取り揃えております。

いつかこのアズラック染めの地、カッチ地方に私も行ってみたいと思います。

aki

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