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カラムカリの名古屋帯


広島三越にてご注文いただいた、マスリパトナムのカラムカリ更紗による名古屋帯のオーダーが出来上がりました。

この生地は元々は大判の一枚布で、布の中央にカラムカリ更紗特有の大胆な「生命の樹」を表す糸杉と、それを囲むように花唐草やペイズリー模様が一面に入っていました。

カラムカリとは、カラムが「ペン」、カリが「仕事」という意味で、もとは竹のペンに糸で作った綿の玉にインクを染み込ませ、指で握り押しながら色付けをする染色方法だったのですが、ムガール王朝時代に次第に木版染に変わっていきました。

ペルシャ模様の美しいカラムカリ更紗は、どこをとっても模様が美しく、名古屋帯での一番の見せ場であるお太鼓と垂れの部分にどんな柄行きをもってくるかが、一番の悩み処でした。

広島から東京に戻り、お電話や封書でやり取りを重ね、やっと出来上がった帯は素敵で、お客さまにもとても喜んでいただくことができました。

インドの布が、こうして和服の製品に生まれ変わるなんて、インドの職人が知ったら喜んでくれるでしょうか?


aki
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