GAYA | Blog

4-1-8 Koiso bldg 1F Kudan-minami Chiyoda Tokyo
アーメーダバードの通りで

 

アーメダバード近郊を歩いていたら、突然こんな風景に出くわしました。

 

鏡付きクローゼット、枕、毛布、布団などの寝具一式と、バケツ、フライパン、茶こし、焼きたてのチャパティを入れる保温器までも揃った家財道具一式が、何セットも路上にずらーっと並べられています。

 

なんと、これは結婚式に出席したお客様に持ち帰っていただく、引き出物一式だそうです。

 

インドの結婚式には何度か参加し、その豪華さと気合いは目の当たりにしてきたけれど、

これはすごい!

 

ああ、もう少し長居できたら、これほどまでに祝福される花嫁、花婿を見られたのに。

しかし、これはどうやって持って帰るのでしょう?

 

yumi

  

 

 

染め職人3世代

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私たちの通うインドの染め職人の家族に、待望の男の子が生まれて、何年経ったでしょう。

 

ディパックの妻アニータは、男の子を授かるようにと願をかけるため、毎週木曜日には断食をし、数年を過ごしていました。

 

そして数年前、ついに男の子が誕生しました。

私たちも自分の家族のことのように喜んだことは言うまでもありません。

 

行くたびに大きくなったその坊やに会うのも、旅の楽しみです。

 

孫息子と一緒に、立派に染め職人として成長した息子ディパックの仕事ぶりを眺めるおじいさんとなったスラジ。

 

こうやって、おじいさんや父親の仕事を毎日目の当たりにし、何気なく一緒に過ごしながら仕事を覚えていきます。

染め場の匂い、音、空気がこの子をどんな人に育むのでしょうか?

 

釜で媒染しているディパックも初めて会った時は、お互いまだ小学生でした。

 

先日、ディパックが丹精込めて染めた布が届きました。

 

今月末から日本橋三越で開かれる展示会では、彼の染めた生地を使ったセミオーダーを承る予定です。

どれも、素朴で力強い更紗ばかりです。

 

ぜひ、楽しみにしていて下さい。

 

aki

 

 

 

chippaたちの結婚式

 

 

夏に注文した生地が、もうすぐ届きそうです。

「まだかかる?」

「あとどのくらい?」

 

と何度も連絡を取り合って、その度に互いの家族の話をしたり、染めにはかかせない天候の話をしたり。
子供たちは、お手伝いが出来るくらいに大きくなったかな?
染めを鮮やかにする太陽は照っているのかな?

「結婚式が重なってしまって染めの作業が中断してるんだ」

と言うから、もう少し、あともう少しと待っていたら、chippa(染め職人)たちの51組もの結婚式があるんだとか。


51って!

51組も結婚式が重なることなんて、インドじゃなかったらありえない。
そんなに年頃の若者が、あの村にいたのかな?
ご祝儀とかは、どうなるのかな?
1日にそんなに結婚式って参加出来るもの?

 

と、考え出したらわからないことだらけ。
やはり恐るべし、インディアです。

ヒンドゥー教徒の彼らにとって、結婚式は一生の宝物。

大事な1日が、51組102名、またそれぞれの親や親戚たちにも訪れる。

本当におめでたいこと。

なんとか、理解するように心がけて、期待を膨らませ、布を待ちます。
同じ地方の他の職人のものではダメなのです。

良い職人は、使う白生地が違う、木版に愛らしさがある。

そんな気がします。

こんなに待たされても、30年のお付き合いです。

彼らにしか出せない色や染め、信頼関係にある、この待つ時間さえも大事なプロセスです。

 

rui

 

※写真は全部染め場に届いていた結婚式の招待状です

オールドデリーのカイト屋さん



以前、展示会のDMにも書きましたが、私たちはデリーの、特にオールドデリーが大好きです。

 

あんなうるさいところなのに何故?と思われる方もいるかもしれませんが、

あの喧騒と活気は、そこにいるだけで、生きている実感を抱かせる、そんな場所です。

 

この写真は、そんなオールドデリーの凧屋さん。

 

凧はインドの人が大好きな遊びです。

毎年1月下旬には、春の訪れを祝うヒンドゥーのお祭りで、みんなで凧上げを楽しみます。

この日は、太陽に向かって「がんばれ!」という日なのです。

 

1年を通して、暑い日ばかりのインドなのに、やっぱり暑い太陽の到来を喜ぶんですね。

 

太陽は「スーリア」と呼ばれ、神様でもあります。



 

つがいの鳥もまた吉祥のモチーフです。


買ってきた凧をいつかあげたいと思います。

 

 

aki

アムリトサル

 

『聖者たちの食卓』というドキュメンタリー映画をご存知でしょうか?

ベルギー人の夫婦によって撮られたこの映画には、セリフも字幕もBGMもありません。

ただただ、このアムリトサルというスィーク教徒たちの聖地にある食堂の1日が、淡々と流れているだけなのです。

 

この映画を数年前に観て感銘を受けた私たちは、インドに行った時、いつかこのアムリトサルを訪ねてみたい、と願っていました。

そして、遂に念願がかない、たった1日だけ滞在することが出来ました。

 

写真の水上にまるで浮かんでいるかのような荘厳な建物は、ハリマンディル・サーヒブという総本山で屋根が金箔で覆われていることから、ゴールデンテンプル(黄金寺院)という通称で呼ばれています。

 

 

この食堂では毎日約10万食もの食事が無料で振る舞われ、この寺院を訪れた巡礼者たちに、人種、宗教を問わず提供されます。

そして、その食堂で働く人々もまた巡礼者たちのボランティアで賄われているのです。

 

 

皆が並んで順番に食事をとります。

食べ終わると、床はきれいに清掃され次々に食事が振る舞われます。


 

食器も流れ作業で洗われ、きれいに積み上げられます。

 

食堂の裏方で準備や食器洗いを手伝う巡礼者の少年たち。

ここで仕事を手伝うことも、祈りと同じなのです。


 

デリーの町や路上でも、度々スィーク教徒の大規模な炊き出しに遭遇し、通りかかった私もプラサード(施し)を頂くことがあります。

そのときの彼等の穏やか表情、プラサードの優しい味は忘れることができません。

 

yumiさんは皿洗いを、ruiさんはローティー(パン)にギー(バター)を塗る仕事をお手伝いさせて頂きました。

 

今、ミャンマーの迫害からバングラディシュに逃げてきたロヒンギャの難民たちに、世界中から集まった多くのスィーク教徒たちが救援活動をしているそうです。

彼等は、尊敬の念を込めサルダール・ジーと呼ばれています。

 

美しい映画ですので、ぜひご覧下さい。

このアムリトサルに行った時の話は、ぜひこんどお店にいらした時にお話しいたします。

 

 

aki

 

道ばたの素焼きやさん

 

インドの道ばたには、ディワリのお祭り近くになると、このような素焼きのお店が出ます。

 

素朴な素焼きの焼き物が大好きなyumiさんは夢中で物色中。

 

GAYAにも大切に持ち帰ったものが数点ありますが、割れずにもって帰るのにいつも苦労します。

 

それでもついつい欲しくなってしまう、素朴な焼き物です。

 

aki

アジュラックの工房

 

アジュラック染めはカトリと呼ばれる職人たちによって手でひとつひとつ染められます。

 

工房に行くと、窓から光が注ぐ自然光の中で、黙々と作業を進める、寡黙な職人たちが、トントン、とリズミカルに版を押す音が響いています。

 

毎回インドに行って思うのは、行くたびに木版更紗ではなく、機械でプリントされたシルクスクリーンの生地が増えている事。

木版を使って染める職人は減少の一途を辿っています。

 

 

 

これは糊ふせした状態で、このあと藍染めをします。

 

このように手の込んだ仕事をする工房は減ってきています。

 

この美しい布がなくならない事を願います。

 

aki

染め職人の家の3人娘

 

今年の7月にインドに行った時に撮った写真です。

 

いつも行く染め職人の家の3人娘が、ついこの間まではチビちゃん達だったのに、いつの間にかこんな立派な制服を着て学校へ通うようになっていました。

一番小さな女の子の下には、待望の男の子も誕生し、上のお姉ちゃんたちにかわいがられています。

 

インドの子どもたちは、毎朝お母さんに髪をきれいに解いてもらい、女の子は三つ編みを結ってもらい、愛情のこもったお弁当を持って学校へ出かけます。

 

身なりを整え、少し気を引き締め、「学校で勉強する」ということに少しだけ緊張をするのは大事なことのような気がします。

 

この子たちの未来が明るく輝きますように。

 

aki

ディワリ祭

 

今年のディワーリー祭は10月30日です。

 

ディワリとはヒンドゥー教徒にとって最大のお祭りでヒンドゥー暦の新年にあたり、毎年10月下旬から11月の新月の日になります。

 

「光のお祭り」と言われ、家の外壁や中庭に灯明を点し、幸運の女神が自分の家を見つけてくれるようにと光で飾ります。

田舎の家ではロウソクや灯明皿で、都会ではにぎやかにネオンや電球で飾り、どちらも人々の願いが篭められていてほのぼのとします

 

このミティーラ画(マドバニ画 ビハール州マドバニ地方)は、ディワリの様子を描いたものです。

 

幸運の神、ラクシュミー神をお迎えしようと女神が家の中に入って来てくれるよう、足跡を床に描きます。

 

ディワリーが近づくとは日本のお正月と同じように、家中を大掃除し、壁絵を書き直したり、洋服を新調したり、女たちは御馳走や自慢のお菓子を作ったり、新年の挨拶にくる親戚たちのために愉しく大忙しです。

 

また日本では大晦日に当たる夜には、花火を上げたり、キャンドルを点したり、インド中が光に包まれ、本当に美しいお祭りです。

 

aki

 

インド映画を日本でロケ!?

 

今朝のニュースで、インドで日本への観光を促進するシンポジウムが開かれたというのを知りました。

 

毎年日本に観光にやってくる外国人は、中国人が420万人、タイ人が70万人余りなのに対し、インド人はわずか4万人足らずなのだそうです。

 

インドの経済成長は著しく、その成長に伴う購買力のある中間層が毎年2000万人増えているので、中間層のインド人の観光先として日本をアピールしようとの事です。

 

私たちの友人のインド人たちも、みな旅行好き。

インド国内をしょっちゅう旅しては、写真を見せてくれます。

 

シンポジウムの中では、インド映画のロケに誘致しようというアイデアもあったそうです。

 

富士山や北海道のラベンダー畑の中で、あるいは渋谷のスクランブル交差点で、ボリウッドスターたちが踊る日も近いかもしれません。

 

映画が何よりの娯楽のインド人が、映画の中で日本を知る事により、「行ってみたい!」と思うかもしれません。

 

写真は、インドの朝、ホテルのテレビをつけたらやっていたインドのドラマです。

 

 

 

aki

 

 

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